「会社じゃなく、自分で稼ぎたい」と思ったあの頃
わたしが正社員を辞めたのは、
もっと自由に働きたいって思ったからだった。
場所に縛られず、自分の力で生きていく。
SNSやネットでよく見る、自由なフリーランスの世界。
そのスタートラインに、わたしも立ったつもりだった。
でも実際は、理想と現実のギャップで何度も頭抱えた。
今回は、わたしが「失敗だったかも…」と思った3つの瞬間をまとめます!
【失敗1】クセ強クライアントに、メンタル削られた
SNS講座を受けたあと、知り合い経由でInstagram運用の案件を受注。
月3万円。フリーランスとしての最初の仕事だった。
だけどそのクライアントが…まあ大変で。
- 相手のミスなのに私のせいにされる
- 急な変更で予定が狂う
- 指摘しても「でもそっちで対応して」とスルー
正直、ストレスで何回か泣いた。
仕事だから反論もできず、
“先回りして動くしかない”って無理してたけど、
当初のとりあえずの契約期間、3ヶ月でやめました。
今ならわかる。
最初に「期間・範囲・修正回数・報酬」は必ず書面で決めるべき。
フリーランスにとってここは“逃げ道”じゃなくて“防衛線”。
【失敗2】「とりあえずやってみるか」で案件受けたら最低時給下回った
正社員時代、「チャンスは逃しちゃダメ」だと思ってた。
だからフリーランスのときも、
仕事を頼まれると「できます!」っていうようにしてた。
でも、よくわからない内容とか、
自分の得意じゃないジャンルの仕事だと、
想像の3倍くらいしんどい。
わたしの場合、
- 方向性が曖昧で、すり合わせに時間がかかる
- 修正依頼が毎回ふわっとしてて終わらない
- 結局、時給換算すると…見たくなかった
【失敗3】相談できる人がいない=孤独
副業じゃなくて本業=自分の生活がかかってるからこそ、
悩んでも「やめる」選択ができなかった。
でも、誰にも相談できないと
- 「自分が悪いのかな」
- 「もう仕事来なくなったらどうしよう」
ってどんどん不安が積もる。
今だったら、絶対にメンターや仲間を作る。
フリーランスは“ひとりビジネス”だけど、“ひとりぼっち”でやる必要はない。
正社員に戻って気づいたこと
結局わたしは、いったんフリーランスをやめて、
今はまた正社員として働いてる。
でも、1回フリーランスになったことが「失敗だった」とは思ってない。
あの時のしくじりがあったからこそ、
今は「どうやって自由を手に入れるか」をもっとリアルに考えられるようになったから。
自分で稼ぐって、カッコいいだけじゃなかった。
でも、向き合ってよかったと思ってるよ〜。
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